ランタンってどんなものを選べばいいの?ランタンの種類や利点、注意点について解説します!

ランタンには様々な種類がありますよね。

この記事では初心者キャンパーさん向けに種類別のランタンの解説とおススメランタンについてお伝えしたいと思います!

ガソリンランタン

ガソリンを燃料として使用するランタンです。

利点

  • 明るさ:ガソリンランタンは非常に明るく、広範囲に照らすことができます。
  • 耐久性:頑丈な作りをしているため、アウトドア環境に適しています。
  • 燃料が安価:ガソリンは手に入りやすく、ランタンの燃費も良いため、ランタンのコストが比較的低いです。

注意点

  • 扱いに注意:ガソリンは高い可燃性を持つため、取り扱いには注意が必要です。点火や給油の際は注意して行いましょう。
  • 換気:屋内で使用する場合は十分な換気が必要です。一酸化炭素中毒を防ぐためにも、室内での使用は避けてください。
  • 火気厳禁の場所:火気厳禁の場所や天候条件が悪い場所では使用しないようにしましょう。

お手入れ

定期的な清掃が重要です。

灯油の汚れやコルクパッキンの劣化をチェックし、必要なら交換してください。

マントルも定期的に交換する必要があります。

ガスランタン

プロパンガスを燃料とするランタンで、燃焼がクリーンで簡単に点火できます。

利点

  • 明るさ:ガスランタンは明るく広範囲に照らすことができます。また、明るさの調整が可能なモデルもあります。
  • 使い勝手:着火が簡単で、安定して燃焼します。取り扱いが比較的簡単です。
  • 安全性:ガスランタンはガソリンランタンよりも火災の危険性が低いとされています。
  • 燃料の安定供給:プロパンガスやバットガスは市販されており、手軽に補充できます。

注意点

  • 換気:室内での使用や小規模なテント内での使用には、十分な換気が必要です。一酸化炭素中毒を防ぐためにも、十分な空気の流れを確保しましょう。
  • 適切な場所で使用:ガスランタンは火気を伴うため、安全な場所で使用し、燃えやすいものから遠ざけてください。
  • バッテリー式点火装置:自動点火装置を持つモデルもありますが、万が一動作しない場合を考慮して通常のマッチやライターを持参することをおすすめします。

お手入れ

バーナー部分やマントル(プロパンランタンの場合)の清掃や交換が必要です。

メーカーの指示に従って定期的にお手入れを行いましょう。

 

LEDランタン

LEDランタンは小さいながらも非常に明るい光を発します。

明るさのレベルは多くのモデルで調節可能です。

また、LEDはエネルギーを効率的に利用するため、電池の持ちが良く、長時間にわたる使用が可能です。

LEDランタンには電池式とバッテリー式のものがあります。

 

利点

バッテリー式は軽量でコンパクトなものが多く、ランタン自体にバッテリーを内蔵しているので、スマホなどの充電器代わりにも使用できます。

また、非常用バッテリーを持参していれば、ランタンを充電することもできますし、一番燃料コストが低いことがメリットです!

しかし、使用中にランタンの充電が切れてしまった場合、充電完了するまでに時間がかかりその間ランタンが使用できないので、別途予備のランタンを用意しておくことをおススメします。

あとバッテリー式は使用するたびにバッテリーの性能が落ちてきますので電池式に比べると寿命はそこまで長いとは言えないです。

電池式は電池を入れる分重さはありますが、バッテリーよりは信頼性は高くなります。

もちろん電池残量が減れば明るさは徐々に弱くなりますが、入れ替えることにより明るさも取り戻し電池の容量分フルに使うことができます。

ただし、電池代がコストととしてかかるのでバッテリ式よりかは維持コストは高くなります。

注意点

  • 適切な保管:非使用時は電池を取り出して保管し、内部の腐食を防ぐようにしましょう。
  • 寒冷地での使用:低温下でのバッテリーの性能は低下しますので、寒冷地での使用には予備電池の持参を検討しましょう。

お手入れ

ガソリンランタンやガスランタンと比べて電気を使って発光させるため、使用年月とともに中の基盤等も劣化して急に使用できなくなることもあるのでキャンプへ行く前にしっかり点灯するかの点検を行いましょう!

キャンドルランタン

キャンドルを光源とするランタンです。

利点

  • 安全性:キャンドルランタンはガスや燃料を使わないため、火災のリスクが低いとされています。
  • 環境に優しい:ロウソクは石油系の燃料を使用しないため、環境に優しい照明方法です。
  • コンパクトで軽量:持ち運びや収納に便利なコンパクトなサイズで、重量も軽いです。

注意点

  • 風の影響:キャンドルランタンは風の影響を受けやすいため、風の強い日や風が吹く場所では火災に注意して使用してください。
  • 火気厳禁の場所:火気厳禁の場所では使用しないようにしましょう。
  • 放置せずに監視:ロウソクは火を使うため、使用中はできるだけ長時間離れないようにしましょう。

お手入れ:

使用後は火が完全に消えてから、ロウソクの残りカスを取り除くなど、きれいに保管しましょう。

まとめ

ざっとランタンの種類について解説を行いました!

その結果を踏まえて初心者に一番おススメのランタンは【LEDランタン】です。

取り扱いが難しくなく、ある程度の明るさを確保できるため。

まずは【LEDランタン】から始めてみてはいかがでしょうか?

慣れてきたら、ガスランタン → ガソリンランタンと徐々にステップアップして試していくのも面白そうですね!

余談ですが、20年以上前はガソリンランタンが主流で、初心者でもガソリンランタンでした。

ガソリンランタンはガソリンの圧縮が手間ですが、点火すると一定の明るさが確保できます。

是非、経験を重ねてガソリンランタンにもチャレンジしてみてください!

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